長崎県 新型コロナウイルス感染症自宅療養者への健康観察業務

長崎県 様

新型コロナウイルス感染が拡大する中で、厚生労働省が保健所の業務継続のための体制整備について通達をし、業務を外部委託する自治体が増えました。長崎県による健康観察業務委託の事例を紹介します。

目的・ご相談内容

  • 新型コロナウイルス感染者のうち自宅で療養することとなった患者に対し、保健所で実施する健康観察の支援を行うことにより、自宅療養者の療養環境を確保するとともに、保健所の業務負担の軽減を図ることを目的とした業務です。

課題

  • 新型コロナウイルス感染者の数が急増し、保健所の業務がひっ迫するなかでのご相談でした。ご依頼をいただいてから、数日後の稼働開始ということで短期間で体制準備をする必要がありましたが、県との細やかな連絡調整や各種連携先と協力しあいながら稼働をスタートさせ、現在まで安定した運営をしております。。

実施内容・効果

  • 細やかな対応を行い、これまで延べ約25万人以上の自宅療養者の方の健康観察業務・相談業務の対応をしてまいりました。以下が実際に行った対応内容になります。
  • 自宅療養者が入力したMy HER-SYS や自動架電の入力状況を確認
  • 一定の症状がある者について架電により症状を確認
  • 未入力の者に架電して健康状態を確認し、HER-SYS に結果を入力
  • HER-SYS の入力結果の確認等で保健所の対応を要する以下の者については、システムの自由記載欄に状況を入力
  • 病状悪化時の相談対応
  • 医療機関の紹介受診医療機関、かかりつけ医がない場合にオンライン診療医療機関を紹介、紹介後において事後の確認を実施
  • 宿泊療養施設への入所、パルスオキシメーター・食糧品配達の受付、各種支援を希望する者を登録
  • 宿泊療養施設への入所希望と食料品セットの配布希望方に、管轄する保健所を案内

おすすめ
ポイント

日本旅行では今までの旅行業を通して培ったお客様対応の経験、各種協業企業との連携を活かし、ワクチン接種コールセンターや各種給付金事業のコールセンター、宿泊療養施設運営業務等各種BPO業務に取り組んでまいりました。コールセンターや実際に住民の方と接する業務では、今までのお客様対応の経験を生かし、親切・丁寧で相手に寄り添った対応を心がけております。また、医療・人材・印刷・PR関係企業など幅広い業種の連携企業があるため、幅広い領域・分野でのソリューションメニューのご提案が可能であることが強みです。

長崎支店篠原 優子

長崎支店では、現在までに長崎県・長崎市・佐世保市・諫早市・大村市などといった県内各自治体様において、今回紹介した保健所の業務委託をはじめ、給付金事業、商品券事業といった各種BPO業務の受託をしてまいりました。日本旅行=旅行のイメージを脱却し、長崎県内の地域の様々な課題を解決する企業になれるよう今後もまい進してまいります。