少子化対策事業（メタバース婚活）

婚活サービスを提供する株式会社IBJの調査によると、2030年の出生数は過去最低の50万人を下回ると予測されています。このままの状況が続くと地域の行政機能や公共サービスは維持できず、産業の衰退や集落の崩壊などにつながり、将来的には896の自治体が消滅してしまうと言われています。

昨今のSNSやマッチングアプリの発達に伴い、「容姿主義」「履歴書スタイル」といった恋愛結婚の弱肉強食化が進んでいます。以前は、出会いの場はリアルな社交場やイベントが中心であり、相手の内面や人格を直接感じることができました。しかし、現在ではオンラインの出会いが主流となり、初めに目にするのは相手のプロフィール写真です。そのため、外見に対する注目度が高まり、「容姿主義」が一層浸透しているのです。さらに過去の恋愛や結婚相手選びでは、相手の経歴情報はあくまで参考情報の一つでしかなく、それ以上に相手の人柄や相性、将来のビジョンなどが重視されることが一般的でした。しかし、現代のオンラインマッチングにおいては学歴や職歴などのプロフィールや、収入などの数値的な情報が記載されているため、相手のステータスにに対する関心が一層高まっています。

こうした「容姿主義」に対する忌避感から昨今注目されているのが「メタバース婚活」です。メタバース婚活においては、「仮想空間」という非現実的空間で「アバター」と呼ばれる容姿を隠した分身を活用しての出会い（コミュニケーション）が提供されます。具体的には、仮想の世界（メタバース）で自分自身のアバターを作成し、他の参加者と音声やチャットやエモート機能と呼ばれる感情表現でコミュニケーションを取ることができるのです。本サービスでは、外見ではなく内面や価値観など、相手の人格や魅力を重視したマッチングが可能となっています。

日本旅行が提供するメタバース婚活は、国内で1万名以上の結婚者を生み出した実績をもつ株式会社IBJとともに、年間2万4千件の婚活イベント実施で培ったマッチングノウハウを踏まえて共同開発されたサービスであり、信頼性や安全性にも配慮されています。IBJが提供するアプリでお互いの情報が管理されるため、個人情報の管理やセキュリティに関しても安心して利用することができます。